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東京で!京都で!所属馬が土日で3勝の固め撃ち!《会報2025-18号・特別号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
5月24日 東京競馬 第11レース 欅ステークス(ダート1400m)においてビダーヤが、5月25日 京都競馬 第2レース 3歳未勝利(牝馬限定、ダート1800m)においてジュルナールが、同日の京都競馬 第9レース 4歳以上1勝クラス(芝1400m)においてエールトゥヘヴンが、それぞれ勝利を収めました。
優勝記念として、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
ダートで覚醒したビダーヤが怒涛の4連勝!

ダート路線に転向後、3連勝でオープン入りを決めたビダーヤ(牡4・栗東・矢作芳人厩舎)。前走は陣営から本調子にない旨のコメントが出ていましたが、ふたを開けてみれば3馬身差の圧勝でした。昇級戦で相手はさらに強化されたものの、ビダーヤ自身のコンディションも上昇。底を見せないダートでの成績が高く評価され、単勝オッズ1.5倍の圧倒的な支持を受けました。
五分のスタートを切ったビダーヤはすんなりと中団の外をキープ。先行馬を見ながらスムーズにレースを運び、包まれることのないまま直線も外から進出を開始しました。内に並んだ4頭を余裕を持ってかわして堂々と先頭に躍り出ると、ゴール前で迫ってきたインユアパレスを抑えて4連勝のゴールに飛び込みました。
D.レーン騎手は「何をすべきかわかっているようで完璧な馬だと思いました。すごくリラックスして走っていて余裕があり、最後は一杯になりそうなところをまた伸びてくれました。乗りやすくて素晴らしい馬です。前回のレースをビデオで見ており、通訳から状態が良くなっていると聞いたので、それなら完全に能力が違うと思い安全に乗りました。喉はレースが終わって止める時にやや音が荒い感じがしましたが、レース中は全く問題ありませんでした」と振り返りました。
矢作芳人調教師は「さすがにこのクラスになると簡単には勝たせてくれませんね。それでも4連勝でオープンを勝つのは並の馬ではできないので単純にすごいなと思います。レーン騎手に乗ってもらい、この馬のことをどう思うか聞けたのは非常に良かったですし、今後の参考にします。馬は本当に良くなっていて、今回は今までで一番いい出来だと思っていたので自信がありました」と胸を張りました。
オープン特別を勝ち、今後は重賞戦線に挑んでいくことになりそうです。矢作調教師は「今後についてはまずはトレセンで馬を確認して決めたいと思いますが、暑さに強いタイプではないのでその点を踏まえて考えていきます。オープン特別ではなく重賞を使わないといけない馬だと思いますので、その辺りも含めていろいろと考えます」と展望を語りました。これからの道のりはさらに険しくなりますが、快進撃を続けるビダーヤへの期待は高まるばかりです。
初ダートに難なく対応したジュルナールがうれしい初勝利!

昨年10月のデビュー後、気難しさと向き合いながら一歩ずつ前に進んできたジュルナール(牝3・栗東・池添学厩舎)。もうひと押しを利かせて初勝利を挙げるため、陣営は比較的メンバーのレベルが落ちる牝馬限定のダート戦を選択しました。馬体重はデビュー以来最多の468kg。充実をうかがわせる馬体をゲートに収め、11番枠からスタートを切りました。
ダッシュ良く2番手につけたジュルナールは、逃げたエスタンシアをぴったりとマーク。いつでも抜け出せるポジションをキープしながら、抜群の手応えで4コーナーを回りました。2頭が後続を引き離して一騎打ちムードとなった直線では、減量騎手が騎乗する相手が粘り込みを図りましたが、鞍上の手応えの差は歴然。悠々と並んで抜け出し、3馬身半の差をつけて初勝利を飾りました。
松山弘平騎手は「スタートはうまくいったものの道中はずっと引っかかってしまい、いい形とは言えないレースでした。それでも直線に向く時の手応えは抜群で、楽勝だなと思いました。今日は馬の能力だけで勝ったようなものです。距離は少し短くてもいいかなと思いましたし、ブリンカーも必要ないかなと思いましたが、この距離で楽勝できたので着順を落とすまではこの距離でいいかなと思います」と能力を評価した。
池添学調教師は「去年も今年も初勝利がDMMさんだったので、縁があると勝手に思っていました。僕のJRA通算300勝はここしかないと思っていましたし、今日は勝てると思っていました。弘平で勝てたのでめちゃくちゃうれしいです。新馬戦の時はどうなるかと思いましたが、牧場や厩舎のスタッフのおかげでここまで来られました。弘平もスタートを完璧に決めてくれて、2番手の外という一番してほしい競馬をしてくれました」と自身にとってメモリアルとなる勝利を喜びました。
池添調教師は「まだ体に余裕があるように感じますので、大丈夫であれば中1週で阪神に組まれている牝馬限定のダート1800mを選択肢に入れてもいいかなと考えています。気難しい馬なので、使った後の雰囲気をしっかり見て判断したいと思います」と続けました。兄のビダーヤに続きダートで目覚めたジュルナール。良血馬が勝利の味を覚えたとあれば、今後の躍進は約束されたようなものかもしれません。
ロングスパートを決めたエールトゥヘヴンが長いトンネルを抜ける!

前10戦で掲示板に載ること、実に7回。実力と同時に善戦マンのイメージも定着してしまったエールトゥヘヴン(牡6・美浦・戸田博文厩舎)ですが、今回はデビュー29戦目にして初めて関西圏への遠征を敢行。ベストの芝1400mの条件にこだわったレース選択には、陣営の現状打破への強い思いが感じられました。鞍上に初コンビとなる池添謙一騎手を迎え、5枠9番のゲートに収まりました。
スタートが一息で後方からのレースとなったエールトゥヘヴンは、3コーナーに向かう上り坂で進出を開始。4コーナーへと向かう下り坂では、鞍上が抑え切れないほどの勢いで一気に先頭に立ちます。17頭を引き連れて迎えた直線では進路を馬場の中央へ。後続が迫ってきましたが脚勢が衰えることはなく、上がり最速の脚で追い込んできたテクノデザインを抑えて、2歳12月の未勝利戦以来、実に3年5か月ぶりとなる歓喜のゴールに飛び込みました。
池添謙一騎手は「スタートで頭を振って遅れました。その後に両サイドから挟まれて、ガツンとハミを噛んでしまいました。坂の下りで我慢できなくなり、ペースも遅かったので行かせました。その後はずっといい脚を使ってくれましたし、止まる感じもなかったので結果的に行かせて良かったと思いますが、ハミのかかりがきつすぎて困るなとも思いました(笑)。戸田先生に手が合っていると褒めてもらえましたし、すごく喜んでいる先生を見てこちらもうれしくなりました。まだまだ頑張れる馬だと思います」と振り返りました。
戸田博文調教師は「勝ち切ってくれて本当にうれしかったです。チグハグな競馬が続いていましたが、能力的には1勝クラスなんて楽勝してもらわないと困ると思っていたので、スムーズならこれくらいは走れます。ペースが遅すぎたところを動いて、ハナまで行ってくれた池添騎手のファインプレーもありました。非常にうまく乗ってくれましたし、脚を使い切る素晴らしい騎乗でした。馬はまだまだ子供で若いので、これからさらに走ってくれると思います。生きていてキストゥヘヴンの仔で勝つこと以上にうれしいことはないです」と笑みを浮かべました。
あらゆる手を尽くしながらも遠かった2勝目に、ようやく手が届きました。6歳5月を迎えたベテランですが、若い馬に向かって鳴くなど精神的にはまだまだフレッシュです。過去には2勝クラスに格上挑戦して2着に入った実績の持ち主。クラスが上がっても臆することなく戦い続けてくれそうです。
以上、3頭のクラブ所属馬がうれしい勝利を届けてくれました。
引き続き、ビダーヤ、ジュルナール、エールトゥヘヴンに温かいご声援をお願いいたします。
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