接戦を制したジーククローネが歓喜のVゴール!《会報2025-15号・特別号》

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5月4日 新潟競馬 第4レース 障害4歳以上未勝利(芝2890m)において、ジーククローネが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。

ホップ、ステップの障害3戦目でジャンプレース初勝利を飾る

ジーククローネが先頭でゴールを駆け抜けている画像

3歳夏に初勝利を挙げて以降、1勝クラス突破を模索してきたジーククローネ(セン5・美浦・宮田敬介厩舎)ですが、距離やコース、芝にダートと様々な条件を試しながらも掲示板に載ることはできず、頭打ちの印象が否めなくなっていました。レースをやめようとする気難しさも出ていたことから、集中力を高めるために障害練習を開始。元来の身のこなしの良さから上々の飛越センスを見せ、2025年から障害馬に転向しました。次々とジャンプしなければいけない障害レースは気を抜きやすいこの馬に合っていたようで、冬の小倉で5着、2着と勝利が見えるまで前進。調整放牧を挟んで臨んだ今回も好調を持続しており、障害戦初勝利の機運は高まっていました。単勝オッズは3.2倍の2番人気。勝利の期待を背に5枠7番のゲートに収まりました。

レースはスタート直後の障害でいきなり1頭が落馬する波乱含みの展開。中団からレースを運んだジーククローネは1周目の連続障害をスムーズにクリアし、2周目に入ると徐々に進出して3番手にポジションを上げます。走るのをやめる気性面から、このまま前に目標を置いて運びたいところでしたが、外から擦るように上がってきた馬がいたため、つられるように動き出してしまいます。無理に抑えて気持ちを損ねるのは得策ではないと判断した草野太郎騎手は、馬の行く気に逆らわず向こう正面で早々と先頭へ。走る気があるうちに勝負を決めようと後続を引き離しにかかります。3コーナーでは早くも5馬身ほどのリードを取り、そのまま最後の直線へ。最終障害をクリアして逃げ込みを図るところに、1番人気のフェーングロッテンが内から迫ってきましたが、激しい攻防をわずかに首差で制し、障害初勝利となるゴールに飛び込みました。

勝利に導いた草野騎手は「抜け出すとふわっとするのはわかっていたので、できれば前に出たくなかったのですが、飛越で前に出てしまう状況でしたし、馬の後ろにつけるとやめようとしたので、早めに動いてセーフティーリードを取る形に切り替えました。直線ではやめようとしていましたが、相手もやめようとしていてその分だけ何とか踏ん張れました」と激戦を振り返りました。宮田調教師は「昨秋の東京ダート2100mの走りを見て、これでは良くないなと障害転向を提案したのですが、クラブの理解や草野騎手の頑張りもあり、また勝つことができました」と久々の勝利を喜びました。

苦労の末につかんだ1年9か月ぶりの勝利は、クラブにとってJRA通算100勝目のメモリアルレースでもありました。二重の喜びに包まれる中、草野騎手は「飛ぶごとに前に出てしまったように飛越は上のクラスでも通用すると思います」と早くもオープンでの戦いを見据えました。宮田調教師も「課題は残っていますが、レース後にすぐ息が入って走り切っていないので伸び代も残っていると思います。集中力が途切れないコースがいいと思うので、夏の福島で使えたらと考えています」と次のプランを口にしました。長いトンネルを抜けたジーククローネの競走生活第2章はこれから。輝かしい未来に向かって、個性派ジャンパーの走りは続きます。

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