エピックラヴ2024

ダノンザキッド＆ダノンタッチダウンの妹が登場 好機をつかみ取りエンドゾーンへ飛び込め

■ピックアップコメント
兄に活躍馬が並ぶ垂涎の血統馬がバヌーシーファミリーに加わりました。

ホープフルS・GⅠを制して最優秀2歳牡馬に輝いたダノンザキッドに、朝日杯FS・GⅠ2着、NHKマイルC・GⅠ4着のダノンタッチダウン。大舞台で活躍した兄たちの名を見れば、妹にも同じ歩みを期待したくなってしまうのは自然なことでしょう。

優秀な母系を忠実に表現したしなやかな四肢に、父ロードカナロアの丸みを帯びたトモのライン。馬体からは随所にポテンシャルの高さを感じ取ることができます。

華やかな成績を残した兄2頭もさることながら、5勝を挙げ重賞でも活躍したミッキーブリランテは1億8000万円超の賞金を獲得し、平地と障害で6勝をマークして活躍中のオールザワールドの獲得賞金は1億5000万円を超えました。アベレージの高さもこの血統の大きな魅力と言えます。

■配合診断
父ロードカナロアの種牡馬成績は2020年から5年連続で2位。この間、年間10～12のJRA重賞制覇を継続しており、リーディングを取ることはできていないものの極めて高いレベルで安定した結果を残しています。25年も5月を終えた段階で重賞7勝を挙げ、リーディング2位をキープ。出力の高さは当面衰えることはなさそうです。

父の代表産駒の1頭であり24、25年の大阪杯を制したベラジオオペラは母の父がハービンジャー(父Dansili)。母との相性は全兄ダノンタッチダウンで証明されていますが、母の父Dansiliとの相性の良さからも再現性は高いと言えます。

兄姉はJRAで6頭がデビューして5頭が勝ち上がり、3頭が3勝以上をマーク。重賞連対馬も3頭出ています。父母の相性の良さと安定感を考えると、本馬が不発に終わる可能性は極めて低いと言えそうです。

(最終更新日：2025年6月12日)